#その他音楽
だいぶ前に、まもなく完成と言って、テールピースがなくてなかなか仕上げることが出来なかった、3/4サイズのバイオリンがついに完成しました。(^^)
リタッチは一通り終わって、ニスの表面を仕上げているところです。
箱を閉じた後は、サドルをつけました。 四角い黒檀のブロックを削り、サドルの形にします。 今回は、なんとなく普通のサドルにしてしまいました。 サドルをつけたら、魂柱を立てて、駒の足を合わせ、ネックフィッティングをはじめました。 ビオラの場合、ネ…
今日は、まず初めに、渦巻きのニスを落としました。 ちょこっと手が滑って、落としすぎた部分もありますが、こんな感じになりました。 渦巻きが終わったら、昨日接着したベースバーの整形です。 どの位削るか、大体の高さに印をつけたら、ミニカンナでバーを…
表板の裏彫りが終了したら、f孔を開けます。 前もって描いたアウトラインに沿って、糸鋸で切っていきます。 そして、ナイフとヤスリで形を整えて出来上がりです。 f孔が完成したら、次はベースバーです。 スプルース材を薄くして、表板内側のカーブにあわ…
指板とナットがついたので、ネックの部分を整形しました。 ナイフとヤスリで整形し、最後は紙やすりでつるつるにしました。 渦巻きもきれいにして、ニス塗り開始です。 ネックがニス塗りに入ったので、表板の裏彫りを始めました。
指板削りは、いつも言っていますが、真っ黒になります。 マスクをして、エプロンをしてやっていますが、手はもちろん、頬や服まで黒檀の粉で汚れます。 床も汚くなります。 今回は、ビオラなので、削る量もいつもより多めでした。 指板を削ったら、大まかに…
f孔を描いた後は、表板・裏板にニスを塗りました。 写真では、明るい赤ですが、実際はもう少し暗い赤です。^^) ニスが乾いたら、今度は、ニスを部分的に落として、アンティークにしていきます。 それから、ニス塗りの合間に、このビオラの渦巻きを彫りまし…
バイオリンが完成し、ビオラの製作に集中です。 前に紹介した裏板の裏彫りは既に終了し、今は表板の作業をしています。 パーフリングを入れて、アーチを整えました。 ミニカンナとスクレーパーで表面をきれいに仕上げ、f孔を描きました。
完成したバイオリンの写真を、撮ってみました。 今回は、日の光がよく入る場所で撮りました。 ニスの色は、きれいに出ていると思うのですが、どうでしょう。
ニューアークの製作学校で教えているモールドは、コーナーブロックを取り付ける溝の形が、一般的なものとはちょっと違います。 写真のように、溝が90度より大きく開いています。また、溝の深さも浅めです。 これによって、表裏の両側のライニングをつけた…
この前、ペグを仕上げたので、今日は、駒を削って弦を張りました。 これからは、様子を見ながら、細かい調整をしていきます。 が、とりあえず完成です。
このペグは、ついこの前、ニスの仕上げが終了したフルサイズバイオリンに使う予定です。 材質はツゲで、ご覧のように、全体が茶色く着色されています。 しかし、ペグ穴に合わせて削ってみると、軸の部分が白くなってしまいました^^)。 実際に取り付けてみる…
バイオリンの方は、ネックの整形も終わり、二スの表面を仕上げています。 バイオリンが完成に近づいてきたので、次の楽器、ビオラの製作を本格的に開始しました。 まず、横板を完成させて、裏板側のライニングを接着しました。 裏板の接ぎは、だいぶ前にやっ…
前回の更新から、また1週間が経ってしまいました。 作業は、順調に進み、だいぶ完成に近づいてきました。 f孔を開けた後、ベースバーを表板に貼り付けました。 ニカワが乾いたら、きれいな曲線を描くようにバーを整形します。 ベースバーが出来上がったら、…
1つ前の記事で紹介したネックは、整形が終わってニス塗りの工程に入っています。 表板と裏板のニス塗りは既に終了し、表板の裏彫りをしました。 ノミとカンナ、スクレーパーを使って、表板を薄くしていきます。 表板の裏彫りが終わったら、f孔を開けます。 …
渦巻きが終わったら、指板の整形です。 底面を平らにして所定の幅に削ったら、裏側の溝を掘って形を整えます。 それができたら、ネックにニカワ付け。 指板を少し暖め、ニカワを付けてすばやくクランプで固定します。 ニカワが乾いたら、指板の表側にカンナ…
渦巻きは、側面から始めます。 側面を螺旋状に彫り上げたら、ペグボックスを開けます。 そして、背面から前面にかけての溝を掘ったら出来上がり^^。 次は、指板の作業に移ります。
ブロックに描いたアウトラインに沿って、ネックを切り出します。 学生時代は糸鋸で切っていたのですが、今はバンドソーを使います。 糸鋸だと30分は余裕でかかり、しかも手や腕が痛くなりますが、機械だととても早いです。^^ といっても、その後は手作業です…
表板の次は、ネックです。 ネックブロックにカンナをかけて、直角を出しました。 このブロックは、杢が深くてギラギラしているので、カンナをかけるのもちょっと大変でした。 直角を出したら、テンプレートを使って、ネックのアウトラインと渦巻きの形をブロ…
前回の更新から、1週間が経ってしまいました。^^; 裏板を横板にニカワ付けした後は、表板のアウトラインを整えました。 そして、パーフリングを埋め込み、アーチを作りました。 作業工程は裏板の場合と同じですが、表板は木目が引っかかりやすいので、削る部…
裏彫りも、始めはノミでザクザクと気持ちよく掘っていけるのですが、終わりの方は、削り過ぎないように注意深く少しずつ削らなければなりません。 ミニカンナとスクレーパーを使って、0.1mm単位で、板の厚さを調節します。 タップトーンと板のしなり具…
ノミでアーチを削った後は、ミニカンナで形を整えていきます。 そして、スクレーパーでカンナの跡をきれいにならして、終了です。 次は、裏彫りです。
裏板のアウトラインを整えたら、表側のアーチをさらに削り、パーフリングを埋める準備です。 パーフリングを埋める部分を平らにし、溝の位置をマークしたら、ナイフとノミで溝を掘っていきます。 溝が掘れたら、パーフリングを曲げ、溝に入れていきます。 ニ…
横板の両側にライニングをニカワ付けし、横板の部分は終了しました。 そして、表板・裏板をバイオリンの形に切り抜き、表側を大まかに削りました。 この次は、裏板のアウトラインを整え、本格的なアーチングに入っていきます。
ネックをボディーにニカワ付けした後、ボタンの縁の部分を削って、クラウンをつけました。 同時に、ネックの元の部分も整形し、やっとバイオリンの形になりました。 この次は、ネックの元の部分とボタンにニスを塗り、全体をリタッチしていきます。
今日、3/4サイズバイオリンのネックを、ボディーにニカワ付けしました。 完成まで、もうすぐです。
3/4サイズのバイオリンも、だいぶ完成に近づいてきたので、フルサイズバイオリンの製作を始めました。 今までのところ、表板の接ぎをやり、表板と裏板の平面を出して、横板を曲げてブロックにニカワ付けしました。
ニスが乾いたところで、今度は、そのニスを落としていきます。 まだまだ、途中なので、写真は小さめです。 それから、今日は、魂柱を立てました。 ネックが付いていないので、作業が楽です^^。
ボディーが閉じたら、次は、サドルの取り付けです。 サドルには、黒檀を使います。 最初は、直方体の小さなブロックです。 これを、サドルの形に削っていきます。 カンナ、ナイフやヤスリで削りますが、小さいので大変です。 指まで削らないように、注意が必…