2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

スクロールのつづき

渦巻き部分を平らな螺旋状にしたら、今度はその螺旋を深く彫り込んでいきます。 垂直方向と水平方向の両方から、ノミを何度も入れて、少しずつ削っていきます。 また、この掘り込みによって渦巻きのラインがよりはっきりするので、前後左右からチェックして…

2台目バイオリンのスクロール

2日前に始めたバイオリンのスクロールは、両側とも3巻目まで切り終わりました。 しかし、まだ彫り込んでおらず、まだ平らな螺旋のままです。 もうちょっと、渦巻きの幅やカーブの線を修正したら、深く彫り込んでいきます。 それから、3台目のバイオリンの…

1台目のバイオリン終了!

日曜日に、1台目のバイオリンがついに完成しました! 最後の数日間は、ニスを磨いたり、指板などについてしまったニスをきれいに落としたりしていました。 また、弦を張って、駒の位置や、テールガットの長さを調節したり、細かい作業ばかりでした。 音は、…

エボニー・クラウン

昨日は、1台目のバイオリンのエボニー・クラウンを整形しました。 エボニー・クラウンというのは、ボタンの周りを縁取っている黒檀のことです。 このクラウンは、古い楽器によく見られます。 修理などで何度もネックを取り外したりしているうちに、ボタンが…

ビオラ表板

バイオリンのfホールが終わった後は、またビオラの表板です。 アウトラインに沿って掘られた溝に合わせて、パーフリングをアイロンで曲げます。 パーフリングは、6つの部分からなり、センターとコーナーの部分でつなぎ合わせます。 表板の場合、センターの…

ビオラ表板とバイオリン表板

ビオラ表板のアウトラインは、全体的にはオーバーハング(横板からのはみ出し)が均等になるように、ヤスリを使って整えていきます。 そして、コーナー部分は、テンプレートを使ってオリジナルの雰囲気がでるように整形していきます。 アウトラインが完成し…

ネック整形

ビオラの指板表面が終了した後は、ネック部分の整形です。 指板の両側にはみ出した余分な木を、ノミで切り落とします。 そして、ナイフを使って、ネックの形を整えていきます。 ある程度の形が出来てきたら、ヤスリを使って表面をきれいにしていきます。 こ…

オークション

日曜日に、オークションの展示会でロンドンに行ってきました。 今回は、Sotheby'sとアメリカのオークションハウスTarisioです。 この日は天気がとてもよく、とても快適な旅になりました^^。 (朝8時頃、家のキッチンの窓から) 朝の11頃ロンドンのキングス…