2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

渦巻き

表板と裏板は、ニス塗りができる状態になっているのですが、最近湿度が高いので、なかなか始められないでいます。 今週は、渦巻きを彫っていました。 デル・ジェスの後期の楽器(私が製作しているモデルでは、Ole BullやLord Wilton)は、左右が非対称でかな…

表板アーチィング

昨日、パーフリングをニカワ付けしたので、今日は、アーチ作りです。 裏板の時もやったのですが、前回作ったOle Bullモデルの評判が結構よかったので、Ole Bullのアーチをミックス。 横方向のアーチ(クロス・アーチ)を、Ole Bullのアーチを参考にしながら、…

表板パーフリング

今日は天気がとてもよいですが、暑いですね。。。 裏板の場合と同じように、表板の周囲を平らにします。 その平らな部分に、パーフリングの溝を掘っていきます。 溝が掘れたら、そのカーブに合わせてパーフリングを曲げていきます。 とても暑いのに、アイロ…

表板切り出し

今日は、とても蒸し暑くて、作業がつらいです。。。 裏板は、無事に横板にくっつきました。 ので、次は、表板の作業です。 まず、予めはぎ合わせておいた表板を平らにします。 そして、表板のアウトラインを描いて切り出します。 横板のアウトラインに合わせ…

裏板の厚みだし

これ以上削ったらダメになってしまうという、ギリギリのところを目指して、少しずつ削っていきます。 板の厚さだけでなく、タップトーンや板のしなり具合もチェックします。 板の重さは、前回の裏板よりも若干重いですが、タップトーンもしなり具合もOK! …

裏板アーチィング

パーフリングに沿って、丸ノミで溝を掘ります。 そして、その溝からはぎ合わせのラインに向けて、ノミと豆カンナでアーチを作っていきます。 色んな角度から形をチェックし、時々休憩を入れながら、きれいな曲面となるように削っていきます。 最後は、スクレ…

裏板パーフリング

エッジがある程度薄くなったら、エッジの部分にヤスリをかけて平らにします。 次に、パーフリングの溝を掘っていきます。 パーフリング・マーカーで溝の位置に印をつけ、溝を掘っていきます。 コーナーの部分は、楽器のモデルで違うので、写真などを見ながら…

裏板切り出し

裏板の作業です。 はぎ合わせのニカワが乾いたら、平面を出します。 凸凹をチェックしながら、カンナでまっ平らにします。 次に、横板を使って、裏板のアウトラインを裏板上に描きます。 そして、アウトラインに沿って切り出し、ヤスリで形を整えます。 次は…

次のバイオリンはじめました。

今日、次に作るバイオリンの表板と裏板のはぎをしました。 次のバイオリンは、Guarneri del Gesu 1738をモデルに作ります。 はぎの後は、ネック材の直角を出し、テンプレートを使ってネックのアウトラインを描きました。 横板の部分はほぼできていて、こんな…