2013-01-01から1年間の記事一覧

サドル付けました

表板を削って溝を作ったら、黒檀のブロックをサドルの形に削って、溝にはめ込みます。 今回も、オリジナルに合わせてドロップ・サドルを付けました。 サドルの次は、指板の本付けです。 膠をたっぷり塗って、ネックに接着しました。 だんだんと完成に近づい…

バスバー付けました

表板の厚み出しは無事に終わって、f字孔の形もきれいに整えました。 そして今日、バスバーを表板に接着しました。 気温が高くムシムシしているので、膠付けはやり易いですね。 そしてこちらは、完成に近づいているもう1台のバイオリンです。 ニス塗りがほ…

f字孔開けました

表板の厚みが仕上がる前に、f字孔を開けます。 この時、私はこの糸のこを使います。 とても使いやすいので、気に入っています。 f字孔が開くと、一気にバイオリンの表板の雰囲気が出ますね。 これでf字孔の位置がわかるので、f字孔の周囲の厚さも正確に…

表板掘ってます

表板の裏側をノミでザクザクと。 ある程度掘れたら、豆カンナで少しずつ削っていきます。

おまけ

現在製作している裏板とポスターの写真とを比べてみました。 まあ、雰囲気は出てるかなと思います。

裏板の厚み出し終わりました

豆カンナで削った後は、スクレーパーで表面をきれいにしながら、厚さを微調整しました。 裏板が完成した後は、横板から型枠を抜き、 横板と裏板を膠で接着。

裏板掘ってます

ノミで そして、豆カンナで。。。

表板アーチ終わりました

f字孔のテンプレートを作ったりして少し時間がかかりましたが、表板のアーチが終わりました。 次は、裏板の裏側を掘って、板を薄くしていきます。

表板パーフリング入りました

昨日、表板にパーフリングを入れました。 こんな感じです。 そして今日は、裏板のアーチを削りました。 あともうちょっとだけ修正が必要です。

裏板パーフリング入りました

今日、裏板のパーフリングを入れました。 このバイオリンのモデルにしているストラディバリのMediciはビー・スティング(パーフリングコーナーのひげ)が短いのですが、それでもバランスよく長さや向きを決めるのは難しいですね。 表板にはまだ溝を掘ってい…

アウトライン整形

切り出した表板・裏板のアウトラインをヤスリで整えました。 そして、アーチの荒削りをして、次はパーフリングの溝を掘っていきます。

板の切り出し

今日は、昨日接いだ表板と裏板を切り出しました。 まず、板の底面にカンナをかけて平らにし、表板、裏板のアウトラインをデザインしました。 そして、デザインしたラインに沿ってバンドソーで切り出しました。

接ぎしました

ついに関東地方も梅雨明けしたようで、今日はとても暑かったですね。 接ぎの作業にはとても良い暑さですが、汗をいっぱいかいてちょっとパテました。。。 接ぎの作業では、私はまずこちらのカンナを使います。 ベリタスのベンチ・プレーン。 板をシューティ…

ライニング付きました

ライニングが表側、裏側ともきれいにつきました。

ライニングです

バイオリンにニスを塗りながら、もう1本のバイオリンを製作しているのですが、全体的にペースは遅めです。。。 今日は、横板の片側にライニングを接着しました。

横板曲げのつづき

今日は、バイオリンのニス塗りなどをした後、昨日のつづきでアッパーバウツとローアーバウツの横板を曲げました。

横板曲げ始めました

今月はなかなか体調が安定せず、満足に作業できていませんでしたが、ようやく体力も回復してきて、今日はフルで作業できました。 ということで、つづきの横板曲げを始めました。 横板を接着するためには、まずブロックをテンプレートと同じようにきれいなカ…

横板厚みだし

先週また扁桃腺の腫れがぶり返してしまい、寝込んでしまいました。 ということで、作業はほとんど全然進んでいません。 ダメですね。。。 今日は、体調もだいぶ回復してきたので、横板の厚みだしをしました。 こちらは、私がお気に入りのベリタスというメー…

次の楽器

デル・ジェスモデルのバイオリンがニス塗りに入りましたので、新しい楽器の製作を始めます。 次の楽器は、製作をされている方にはお馴染みのAntonio Stradivari 1716 "Medici"をモデルにします。 というのも、私が講師を勤めている学校で今年使用するモデル…

ニス塗り準備です。

ここ2、3週間程なんだかだるいなとは感じていたのですが、先週ついにダウンしてしまいました。 扁桃腺とリンパ腺がパンパンに腫れて熱もでて、作業が全くできませんでした。 でも病院でお薬をもらい、なんとか回復。 まだ少し体がふらつくので、昨日と今日…

クラウンつきました

このバイオリンのモデルにしているデル・ジェスLord Wiltonと同じように、ボタンの周囲に黒檀のクラウンをつけました。 最初は、クラウンがない場合と同じようにボタンを削ります。 そうしたらボタンの縁を削り取って、クラウンを取り付ける溝を作ります。 …

ネックつきました

ネックをボディーに付けるためには、まずボディーにネックを差し込むための溝を作らないといけません。 私は、幅の違う4本の平のみを使ってこの溝を掘っていきます。 溝ができました。 後は、膠をたっぷり塗って接着です。 無事につきました。 このバイオリ…

ネックを削りました

指板とナットが付いたので、ネックを細く削りました。 ナイフやいろんな形のヤスリを使います。 ネックの形は弾きやすさに影響するので、注意が必要です。 形が整ったら、最後は紙やすりを使って表面をつるつるにして完成です。 次は、ネックをボディーに取…

ナット作り

ナットは、指板の上側についている小さい部品です。 小さいのにとても大切な部品なので、材質の良いものを使いたいですね。 黒檀の材を適当な大きさにのこぎりで切断するのですが、とにかく硬いので大変です。 カンナをかけてサイズを整えます。 そして、ネ…

指板削り

さっそく今日から作業再開です。 現在は、Guarneri del Gesu 1742 "Lord Wilton"のモデルでバイオリンを作っています。 ボディーの方は既に出来上がっていて、今日は指板を削りました。 今朝の状態はこんなかんじ。 長さと幅を整えた指板が、ネックに仮付け…

日本バイオリン製作研究会展示会

5月18日(土)、19日(日)に、池袋で日本バイオリン製作研究会の展示会が開催されました。 私もこの会の会員なので、参加してきました。 1週間前の長期予報では、この日は雨が降る予報だったのでちょっと心配だったのですが、前日の予報ではその心配もなく…

また少しずつ更新しようかと。。。

半年以上、更新していなかったのですが、また少しずつ更新していこうと思います。 楽器はずっと作り続けているのですが、製作工程がほぼ同じなので、なんだかマンネリ化してしまって更新をやめてしまったのですが、こんなブログでも見てくださっている方がい…