ビオラボディー閉じ(その1)

今日は、ビオラの裏板を横板にニカワ付けしました。

はじめに、横板を裏板の上に載せ、中心線を基準にして上下ブロックの位置を決めます。そして、上下ブロックをクランプで固定したら、コーナーブロックの位置を決め、同じようにクランプで固定します。
ブロックの位置が決まってしまえば、横板のほかの部分はだいたい、裏板上の正しい位置にきます。それでも少しずれている場合は、出っ張った部分を指で押して形を補正しながら、クランプで固定していきます。

沢山のクランプで、ぐるりと一周固定したら、再度、横板と裏板との隙間や、裏板の横板からの出っ張り具合などをチェックします。
チェックに納得したら、クランプを5つ位ずつはずして、テーブルナイフでニカワを横板と裏板との間に差し込んでいきます。
全部にニカワを付けたら、はみ出たニカワをきれいに拭いて、そのままニカワが乾くのを待ちます。
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今日はこのほかに、先週足をフィットした、もうひとつのビオラの駒を整形しました。
駒の高さを調節したり、のみを使って駒全体を薄くし、細いナイフで全体の形を整えました。
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