テスト終了（２４日目）

今日はテストの最終日でした。

午前中は、駒の足を表板のカーブに合わせて削りました。
ナイフを使って、表板との隙間をチェックしながら少しずつ削っていきます。

足が表板にピッタリ合ったら、今度は駒の高さを調整。
実際にＧ線とＥ線を張って、弦の高さをチェックしながら駒の高さを調整します。

駒の高さが決まったら、今度は、余分な部分を細いナイフで取り除いてきます。
足の間や、目、ハートの部分など削る所はとても狭く、きれいなカーブを描くようにするのはとても大変です。
これが出来たら、表面をきれいにして終了です。

駒のフィッティングが終わった後は、楽器全体をまたきれいにして、指板やナットを磨き、弦を張って完成させました。

細かい部分では色々とミスしたりしましたが、何とか期間内に終わらせることが出来てよかったです。
このテストの採点は、学校の先生ではなく、ロンドンのJ&A Beareが行うので普段の作業が全く考慮されないのがちょっとつらいところです。
今まで頑張ってきたことが、このテストバイオリンにちゃんと反映されていることを祈るしかありません。
とにかくもう終わったので、この週末はテストのことを忘れてのんびりしたいと思います。