ビオラのネック整形(つづき)

昨日の続きで、ネックの整形をしました。
もうネックの太さは仕上がりに近かったので、今日は主にヤスリを使いました。
表面の凸凹をチェックしながら、注意深く表面を平らにしていきます。
また、同時に指板の側面を削って、ネックと指板が滑らかにつながるようにします。
ここの出来具合によっても、楽器の第一印象が大きく変わるので、滑らかなきれいな曲面になるようにします。
大体平らになったら、紙やすりで表面をきれいにします。
ネックをボディーに差し込んだ後に、またネックの元の部分を削るので、ネックの整形はここで一旦終了です。
イメージ 1

写真では、昨日との違いがあまりよく分かりませんが、昨日よりもずっと細くなっています。(^^)

そのほかには、ボディーのエッジを丸めました。
はじめにミニカンナを使って、エッジを均等に削っていきます。
ボディーを一周したら、こんどはヤスリを使ってエッジを丸めていきます。
最後に、紙やすりできれいにしたら出来上がりです。

今回は、コーナー先端の形をちょっと変えてみました。
いつもは、先端を直線にしていたのですが、今回は少し丸くしてみました。
ちょっとしたことですが、全体のイメージが変わって、いつもより少しソフトな感じになりました。
イメージ 2

イメージ 3