スクロール背面の溝掘り

イメージ 1

イメージ 2

ペグボックスの裏側から、渦巻きの前面にかけて、左右対称の溝があります。
幅や深さの異なる丸ノミを使って、少しずつ彫っていきます。特に、中心線付近を掘るときは集中力が要ります。ちょっとでも手がすべると、中心線を削ってしまったりします。今回は、そのような失敗もなく無事に終了しました。
通常は、この後に、スクレーパーを使って渦巻き全体の表面を滑らかにしていくのですが、このバイオリンはアンティーク仕上げにする予定なので、今回は省略です。まだ、細かい工程がいくつか残っているのですが、スクロールは一旦終了です。
次は、指板に移ります。